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2020年10月16日 12時45分

大分合同新聞 10月16日 掲載

 宇佐市高森の県立歴史博物館で16日、特別展「大相撲力士群像―相撲の歴史と時代のヒーローたち」(大分合同新聞社後援)が始まる。今年1300年の節目を迎えた宇佐神宮の「放生会(ほうじょうえ)」で、過去に執り行われた傀儡(くぐつ)の神相撲に注目。日本書紀の時代から連綿と続く相撲の歴史と文化や、時代を彩った力士を紹介する。11月29日まで。
 相撲の始まりとされる野見宿禰(のみのすくね)」と当麻蹶速(たいまのけはや)の取組を表現した相撲生(いき)人形(高さ約150センチ)など約100点を展示。▽土俵入りや取組の相撲錦絵▽八幡古表神社(福岡県吉富町)に残る傀儡子相撲人形▽大分県内出身の力士らの化粧まわしや太刀―がある。
 相撲の起源は神話の時代にさかのぼり、祭礼行事と関わりがあった。平安時代には相撲節会、室町時代に職業力士の相撲興行があった。江戸時代には、歌舞伎、吉原と並ぶ三大娯楽に発展したとされる。
 同館学芸調査課の吉田浩太郎主幹学芸員(49)は「脈々と受け継がれてきた歴史や、力士の活躍を見て、相撲文化の面白さを感じてほしい」と話した。
 初日はオープニングイベント、式典、展示解説がある。料金は一般510円、高校、大学生310円、中学生以下と土曜日の高校生の入場は無料。月曜休館。問い合わせは同館(☎0978-37-2100)。